猫と暮らしていると、爪とぎをどこに置けばいいのか迷うことはありませんか?
わが家では、キジトラのトラコと暮らすうちに、爪とぎが家の中のいろいろな場所に増えていきました。
今では、ケージの中やリビング、寝室、キャットタワーなど、あちこちに爪とぎがあります。
今回は、わが家で使っている爪とぎの種類と設置場所を紹介します。猫の爪とぎをどこに置こうか考えている方の、参考になればうれしいです。
わが家で使っている爪とぎは大きく分けて2種類
わが家で使っている爪とぎは、大きく分けると「麻のポールタイプ」と「段ボールタイプ」の2種類です。
麻のポールタイプ
ひとつめは、麻が巻かれたポールタイプの爪とぎです。

麻のポールがついたキャットタワー
わが家では、麻のポールタイプの爪とぎを次の場所に設置しています。
- ケージの中
- リビング
- 寝室
- キャットタワーのポール部分
キャットタワーは、ポールの部分が麻になっているので、タワーそのものが爪とぎの場所のひとつになっています。

リビングに置いている麻のポールタイプの爪とぎ
麻縄を使った爪とぎは、一般的に丈夫で、段ボールタイプに比べて研ぎクズが出にくいと紹介されています。ただし、使い心地や耐久性は製品によって異なります。
段ボールタイプ
ふたつめは、段ボールタイプの爪とぎです。
わが家では、次のような場所で使っています。
- ケージに取り付けた段ボールのステップ
- ケージの外の段ボールのステップ
- 段ボールハウス
ケージには、段ボールのステップを取り付けています。
また、ケージの外にも段ボールのステップを設置しています。このステップは、トラコがケージの上まで登るためにも使っています。
ケージについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

ケージの外に設置している段ボールのステップ
そして、わが家には段ボールハウスもあります。窓際に置いていて、ハウスのいろいろな場所で爪とぎができるつくりです。トラコが一番上の段でくつろぐ場所にもなっています。
段ボールハウスについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 爪とぎも隠れ家もこれひとつ。トラコのお気に入り段ボールハウスをレビュー

窓際に置いている段ボールハウス
段ボールタイプは、製品によっては爪とぎをしたときにクズが出やすく、掃除の手間がかかることがあります。
わが家でも、段ボールハウスで爪とぎをしたあとのカスの掃除は、少し大変だと感じています。
トラコは場所や気分によって爪とぎを使い分けている
わが家にはいろいろな種類の爪とぎがありますが、トラコは場所や気分によって使い分けています。
麻のポールタイプもあれば、段ボールタイプもあります。ひとつだけを使うのではなく、いくつかの爪とぎを使っています。
猫によって、好きな素材や形は違うようです。
アメリカの猫の獣医師団体Feline Veterinary Medical Association(FelineVMA)の飼い主向け資料でも、麻縄や段ボールなど、さまざまな素材や種類を試して、愛猫の好みを知ることが勧められています。
参考:FelineVMA「Alternatives to Declawing」PDF(英語)
猫の爪とぎを置く場所を考えるときのポイント
ここからは、猫の爪とぎを置く場所や種類を考えるときに、参考になりそうなポイントを紹介します。
1.猫がよく過ごす場所を意識する
爪とぎを置く場所に迷ったら、猫が普段どこで過ごしているかを観察してみましょう。
FelineVMAの資料では、猫は寝起きに体を伸ばしたり爪とぎをしたりすることが多いため、寝床の近くに爪とぎを置く方法が紹介されています。
また、ソファの角など、猫がすでに爪とぎをしている場所の近くに設置する方法もあります。
猫がよくいる場所や、普段の行動を参考にしながら置き場所を考えてみるとよさそうです。
参考:FelineVMA「Alternatives to Declawing」PDF(英語)
2.縦置き・横置きなど、猫の好みに合わせる
爪とぎには、立てて使うポールタイプや、床に置いて使うタイプなど、さまざまな形があります。
ASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)によると、横向き、縦向き、斜め向きなど、猫によって好みが異なります。また、使うときにぐらつかず、体をしっかり伸ばせる高さがあることも大切なポイントです。
部屋の広さや家具の配置だけでなく、愛猫がどのような姿勢で爪とぎをしているかも見ながら選ぶとよいでしょう。
参考:ASPCA「Destructive Scratching」(英語)
3.設置する場所に合う種類を選ぶ
爪とぎには、ポールタイプやステップタイプ、ハウスタイプなど、いろいろな形があります。
わが家でも、ケージの中にはポールやステップ、リビングには麻のポール、窓際には段ボールハウスと、場所によって違う形のものを使っています。
置けるスペースや使い方を考えながら、無理なく設置できるものを選ぶのもひとつの方法です。
また、素材によって使い心地や掃除のしやすさも違います。FelineVMAの資料でも、複数の素材や種類を試しながら、猫の好みを確かめることが勧められています。
4.ぐらついたり、倒れたりしないか確認する
爪とぎを選ぶときは、安定性も確認しておきたいポイントです。
イギリスの猫の保護団体Cats Protectionは、使用中にぐらついたり倒れたりしない、安定した土台の爪とぎを勧めています。ポールタイプは、猫が体を伸ばして爪とぎできる高さも大切です。
床に置くタイプも、使っているときにずれないか確認しましょう。必要に応じて、設置場所や固定方法を工夫すると安心です。
参考:Cats Protection「Cats and Scratching」(英語)
5.爪とぎの傷み具合も確認する
爪とぎは使っているうちに、少しずつ傷んでいきます。
わが家の段ボールハウスも、トラコがよく使っていた側面の爪とぎに穴が空いたため、1年半ほどで買い替えました。
一方、ASPCAは、見た目が古くなったからといって、お気に入りの爪とぎをすぐに捨てないよう紹介しています。使い込んだものは、猫にとってなじみのあるにおいや見た目があるためです。
ただし、ぐらつきや破損がひどいものは、安全面も考えて交換を検討しましょう。見た目だけで判断せず、猫が安全に使える状態かどうかを確認することが大切です。
参考:ASPCA「Destructive Scratching」(英語)
わが家では猫が使える場所をいくつか用意している
わが家で爪とぎを設置している場所を、あらためてまとめてみました。
- ケージの中:麻のポールタイプ
- ケージの中:段ボールのステップ
- ケージの外:段ボールのステップ
- リビング:麻のポールタイプ
- 寝室:麻のポールタイプ
- キャットタワー:麻のポール部分
- 段ボールハウス:段ボールタイプ
トラコと暮らすうちに、少しずつ増えていきました。
もちろん、爪とぎをたくさん置けば必ず使ってくれる、というわけではありません。猫によって好みや使う場所は違います。
わが家では、トラコが過ごす場所のあちこちに爪とぎがあり、そのときどきで使い分けています。
愛猫の様子を見ながら、どんな種類や場所が合っているのか、少しずつ探していくのもよさそうですね。
まとめ|トラコの様子を見ながら爪とぎを置いています
わが家では、麻のポールタイプと段ボールタイプの爪とぎを、ケージの中やリビング、寝室、キャットタワー、段ボールハウスなど、家の中のいろいろな場所に設置しています。
トラコは、場所や気分によって爪とぎを使い分けています。
猫によって好きな素材や形、使う場所はさまざまです。猫がよく過ごす場所や爪とぎをする様子を観察しながら、愛猫とおうちに合った爪とぎを選んでみてくださいね。
参考にした情報
- FelineVMA「Alternatives to Declawing」PDF(英語)
- Cats Protection「Cats and Scratching」(英語)
- ASPCA「Destructive Scratching」(英語)
- アイリスプラザ「なぜ猫は爪とぎをするの?」
※各資料をもとに、一般的な情報を要約して紹介しています。猫の好みや製品の仕様には個体差・製品差があります。


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